「和漢三才図会」寺島良安 全巻影印本 2分冊版 総索引付 昭和45年発行 定価1万2000円◆◆商品説明寺島良安編纂の日本の百科事典『和漢三才図絵』です。

大本の和本版から現代語訳まで、現在までにいくつかの版がありますが、
出品は東京美術発行が発行した全巻の影印本です。


膨大な全巻をハンディかつ堅牢なハードカバーで2冊に収録しています。
扱いやすく、また文字が小さすぎず、読みやすい版でもあります。

ところどころ読むだけで面白く、また訓点も入っていますので、
漢文の読解練習としても良いものと思います。


また2分冊の洋装丁にするに際して、元本にはない全体の通しページをつけて、
さらにページに準拠した総目次を巻頭に、また巻末に項目の索引も
付録しています。

これにより、索引を見ながら読みたい項目を探すなど、全巻を縦横に
活用することができる便利なものです。


この和漢三才図絵は逸話が多い書籍で、
若き日の博物学者・南方熊楠がこれを暗記しつつ全巻の筆者をしたという
逸話があるものです。

また、現在でもお灸の流派で人気の高い、澤田流の澤田健氏は、
この和漢三才図絵の経絡経穴の巻を実用性が高いと評価して、門人に
わからないところがなくなるまで読め、と教えたという逸話などもあり、
切り口によってさまざまな読み方ができるものと思います。


函がなく、本体のみのためお安く出品いたします。
昭和45年（1970年）発行で、50年以上も前で
定価が1万2000円もしたものです。

函がないわりに全体の状態はよく、経年の割に美品の範疇といえ、
函がなくてもよい方、常に読むから函から出し入れする手間が面倒で
函は不要、という方にはお買い得と思います。

和漢三才図絵をお探しでいらした方に、
全巻の扱いやすい影印本はいかがでしょうか。注意事項函がなく本体のみの出品です。
ハードカバーに少し擦れ汚れがあります（画像）。

上下巻ともに、扉に蔵書印の消し跡があります（画像）。

本文面は綺麗で、全体に50年以上の経年を感じさせない状態です。こちらの商品案内は 「■@即売くん5.53■」 で作成されました。

この他にも出品しておりますので宜しければご覧ください。